コラム&インタビュー

コラム

2016.8.31

 「八頭あたりばったり」SFC女子編

八頭あたりばったりツアー

こんにちは。一般社団法人ワノクニ代表の平賀です。

「八頭あたりばったりスタディツアー」とは八頭に訪れた人の要望に合わせてワノクニがご案内するスタディツアーです。ちなみに、今名付けました。

今回はSFC、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの女子お三方の「八頭町の地域活動が知りたいです!」というご要望に合わせてのツアーでした。

 

さぁ、お勉強のお時間です

ツアーと言いながら、最初はワノクニ本陣での、平賀講師による八頭町の基礎情報の講座でした。

ローカルスタディーツアーあるあるだと思うのですが、地元の人に話を聞く場合、“地元語”が曲者です。方言や地元の地名、地元の有名人の名前など、地元の人はわかってるつもりでも外の人はさっぱりです。

今回は地理形成や歴史、行政の変遷などおおざっぱなところを話していました。

どれほど役に立ったかは定かではありません。

平賀講師による八頭基礎情報講座

 

愛を語る行政マン 矢部さん、農民という異人 鎌谷さん

初日はそうして準備をしたうえで、地域の大御所2人に連続インタビュー

1人目は「行政から見る地域活動」として八頭町役場産業観光課課長の矢部さんに突撃しました。

地域おこし協力隊の取組みや、ここ近年での地域の変化などをお話しいただきました。

「地域おこしに必要なのは、愛なんですよ。地元に対する愛があるかどうかです。」

という課長の言葉は、女子三人の脳裏に、小さなクエスチョンマークと共に焼き付いたはずです。

続く2人目は、「地域団体が行う地域活動」として、ふなおか共生の里づくりを仕掛ける鎌谷さん(鳥取県畜産農業協同組合組合長)にお話を伺いました。
平成生まれの学生さんには、「農民のワシ」が必ず主語にくるアイデンティティの高さはカルチャーショックだったとことでしょう。そんな濃い二人の後味を楽しみながら初日を終えました。

 

鎌谷さんインタビュー

 

蜂蜜系男子と現場監督系女子

2日目は、初日に聞いた各地を肌で感じるため、実際に見て回りました。

まずは午前中に船岡地域を一周。車中は「集落とは何か」という会話で盛り上がりました。

昼はHOME8823で旬を味わい。その後は八東道の駅で“ばったり”お会いした、元八頭町地域おこし協力隊の緒方さんにハニーテイスティングをさせていただき、養蜂のお話も聞かせて頂きました。

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そして目的地、志子部集落でも“ばったり”お会いした「八頭町の何でも屋」高田さんにも活動の話を伺いました。本当にお二人とも有り難うございました。

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受け入れる立場、受け入れられる立場

八頭町と言う地域で、活動を行う様々な立場の人々。今回の旅は、八頭町地域おこし協力隊の元看板娘と、その受入集落の代表者の2人の話で終わります。

まずは志子部集落の青木修身さん。学生さんの「どうしてそこまで他の人のために頑張れるんですか?」という質問に対する「だって、自分の為だもん」という答え。その言葉が出る時点で受け入れる立場ではないことが分かります。仏の修身とは過言ではありません。

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そして、元八頭町地域おこし協力隊の渡辺さん。今回の八頭あたりばったりスタディツアーで彼女の名前が出てこない人はいませんでした。アイドルのようなその存在に夢を膨らませていた学生さんたち。

その期待は裏切られました。もちろん良い方向に。

渡辺さんからは、華やかな周囲の評価とは裏腹な苦労も語られました。それが若い人たちにとってはショッキングで共感できるものだったのでしょう。

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地域活動≠地域おこし協力隊?

今回のツアーは当初の思惑から少しずれ、奇しくも地域おこし協力隊について考えるツアーのようになってしまいました。地域活動における、移住者と言う外部人材の価値を知るとともに、その活用のむずかしさを知るものでした。

実際に、今回出会った人々から何を学んだかは、SFC女子のみぞ知ります。それが未確認生物との出会いだったのか、それとも人生の師との出会いだったのか。ですが、何かしらの気づきはあったことと信じています。 印象的だった感想は「鳥取の人たちはみんな良い笑顔で語る」でした。

どんなことが語られたのか、どんな気づきがあったのかは、あえてここでは語りません。

それはその時その時、その人その人の物だからです。つまり、今記事を読んでくださったあなたも

「八頭あたりばったり」してみませんか?

〒680-0461
鳥取県八頭郡八頭町郡家222